自分だって思ってた人がまた違う顔を見せるよ
とゆーわけで、リンゴを売ることになりました。青森のね。おいしい。今日はその初日。超緊張。
売り方は行商です。
一軒一軒「リンゴどうですか」って声をかけていく家売りってやり方と、駅前とかの人通りの多いとこで、道行く人に声をかけていく道売りのツースタイル。他には旅売りなんてのもあるらしい。
とりあえずやってみて、本当ジェットコースターのような一日だった。
一日でこんなに感情が目まぐるしく動く日なんてそうそうないと思う。
声をかけて、自分の話を聞いてくれて、買ってくれたらとてもうれしいし、何度も何度も断られたら本当に落ち込む。普通に断られるならまだいいけど、たまになんかひどいこと言ってくる人もいる。それに断るとき、たいていみんな「ちょうどリンゴ買っちゃったんですよ~」という。こなんが言いそうなセリフだ。それじゃ俺と話が合うわけないな、と思って今度からは切り替えるようにしたい。
今日は主に断られ続けたので、ほとんど気分が落ち込みっぱなしだった。
特に午後は本当に誰も買ってくれなかったので、めちゃくちゃ落ち込んだ。まあ、でも午前中は少しは売れたし、そういう時は夢中になれてる自分がいた。
売れてないときはいろいろ考えすぎていた。
今日一日リンゴを売ってみて大事だなと思ったのは、いかになにも考えない状態でいられるか。要はリンゴを売っているだけなのである。たかがリンゴ。リンゴどうですかと言って、いらないと言われても、ただそれだけ。考えても無駄。リンゴを売るしかない。難しいことは考えずに夢中になってる時に、リンゴってのは売れるもんなんだな。
まあ今までの俺だったら、ある問題に直面したらうだうだ考えがちだったし、そういうプロセスが重要だと思っていたし、今でもそれは重要だとも思ってるけど、それを放棄することで見えてくるものもある。ということが、なんとなくわかった。
人生っていろいろな縁で溢れてるなと思った。
とりあえず次はもっと売る!